世界中の数学好きな高校生たちが難問に挑む第64回国際数学オリンピックが2023年7月2日(日)から7月13日(木)まで、千葉県の幕張で開かれました。日本開催は、2003年の第44回大会以来、20年ぶりです。参加した選手は112の国・地域から618人(うち女子は67人)。同道した役員たちを含めると1000人を超す人たちが日本にやってきました。熱気あふれる開会式と閉会式の様子をどうぞご覧ください。

開会式

閉会式

主催:
公益財団法人 数学オリンピック財団
The Mathematical Olympiad Foundation of Japan
共催:
国立研究開発法人 科学技術振興機構
Japan Science and Technology Agency
後援:
文部科学省
Ministry of Education,Culture,Sports,Science and Technology of Japan
一般社団法人 日本数学会
Mathematical Society of Japan
公益社団法人 日本数学教育学会
Japan Society of Mathematical Education
公益財団法人 ちば国際コンベンションビューロー
Chiba Convention Bureau and International Center (CCB-IC)

NEWS

2023-07-11
IMO2023 開催期間中に様々な交流の場が開催されました(その6)
2023-07-11
IMO2023 開催期間中に様々な交流の場が開催されました(その5)
2023-07-11
IMO2023 開催期間中に様々な交流の場が開催されました(その4)
2023-07-11
IMO2023 開催期間中に様々な交流の場が開催されました(その3)
2023-07-11
IMO2023 開催期間中に様々な交流の場が開催されました(その2)
2023-07-11
IMO2023 開催期間中に様々な交流の場が開催されました(その1)
2023-07-12
国別1位は中国、日本は6位
2023-07-12
終始大きな拍手に包まれた閉会式
2023-07-12
成績が発表されました
2023-07-12
選手団ツアーで東大柏キャンパス訪問
2023-07-12
スポーツイベントで交流しました
2023-07-11
選手団ツアーで東京理科大数学体験館を訪問
2023-07-10
茶道を体験し、日本文化に触れました
2023-07-09
競技が終わりました
2023-07-08
競技1日目が始まりました
2023-07-07
華やかに開会式、それぞれの選手団が個性豊かに登壇しました
2023-07-07
選手団のチェックインが行われました
2023-07-06
選手団が続々到着
2023-07-01
AERA 2023年7月3日号で数学オリンピックが取り上げられました
2023-05-08
代表選手の強化合宿が行われました
2023-04-24
国際数学オリンピックの記事が読売新聞に掲載されました
2023-04-18
日本代表団のご紹介
2023-04-14
キックオフシンポジウムが開かれました
2023-04-09
日本代表選手の記者会見が朝日新聞に掲載されました
2023-04-08
日本代表選手の記者会見がNHKニュース7で放送されました
2023-04-04
日本の代表選手6人が決まりました
2023-04-03
石井志保子理事の寄稿『国際数学オリンピック日本開催に「数学とは何か」を思う』が「論座」に掲載されました
2023-04-03
中島さち子さんのインタビュー記事が「朝日新聞Globe+」に掲載されました
2023-03-10
IMO2023キックオフシンポジウムの視聴URLのお知らせ
2023-03-02
IMO2023キックオフシンポジウムを2023年4月8日(土)15:00~16:30 にオンライン開催します。
2023-01-12
日経新聞に石井志保子理事による記事が掲載されました。
2022-10-26
ウェブサイトを開設しました

数学オリンピック財団理事長挨拶

藤田先生の写真

国際数学オリンピック(IMO)は、世界各国の数学的才能に恵まれた人材を早期に見出し、その才能を伸ばすチャンスを与えるとともに、互いに交流を深める場を作り、また、各国チームを引率する数学者たちに各国の数学教育の実情について情報交換する機会を提供することを目的として、毎年開かれる大会です。日本をはじめ世界各国の代表選手の中から数学者として活躍している者が多く出ているのは喜ばしい限りです。

1959年に第1回大会がルーマニアで7か国の参加で始まり、日本が初めて参加した1990年の第31回の北京大会では、参加国は54カ国に達しました。2003年には、日本で大会が開催されました。それから20年後にあたる2023年にふたたび日本で開催されます。今回は、100か国以上から600名以上の選手が参加する大きな大会となる予定です。

日本では、1600年代から1800年代半ばにかけての江戸時代に「和算」と呼ばれる独特な数学が発展しました。当時、一般市民の中にも数学愛好家がたくさんいたのは特筆すべきことでしょう。今回の国際数学オリンピック2023のロゴに取り入れた「源氏香」は日本の伝統模様で、もともとは香りをかぎ分けるという雅な遊びに使ったものです。香炉が5回回ってきて、そのたびに縦線を1本引き、同じ香りだと思ったものを横線でつなぎます。そうしてできる模様の一つを今回のロゴに使いました。

日本にいらした皆さんには、日本の数学と、長い歴史を持つ日本そのものの魅力にぜひ触れていただきたいと関係者一同精一杯のおもてなしの準備をすすめております。この大会の成功のため、幅広い皆様方の応援を賜りたくどうぞよろしくお願い申し上げます。

公益財団法人 数学オリンピック財団理事長
中央大学教授
藤田岳彦

問合せ先

公益財団法人 数学オリンピック財団
 〒160-0022 東京都新宿区新宿7-26-37-2D
グランドメゾン戸山
TEL:03-5272-9790
FAX:03-5272-9791

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