華やかに開会式、それぞれの選手団が個性豊かに登壇しました

更新日:2023-07-07

 7月7日(金)午後、第64回国際数学オリンピック日本大会の開会式が千葉・幕張メッセで催されました。

 和太鼓グループ・荒川社中の力強いパフォーマンスでスタートし、永岡桂子文部科学大臣(IMO2023組織委員会名誉会長)、IMO委員会会長のグレゴール・ドリナーさん(スロベニア・リュブリャナ大学教授)、IMO2023組織委員会委員長の添田毅司さん(ジブラルタ生命保険株式会社代表取締役社長兼CEO)が挨拶しました。ドリナーさんの挨拶の最後には、日本代表選手の小出慶介さん(灘高等学校3年)が壇上に呼ばれ、出場選手を代表して正々堂々と取り組むことを英語で宣誓しました。

 続いて、ブラスバンド・東京ブラススタイルが登場。人気アニメの主題歌をアレンジした曲などの演奏で、会場は大いに盛り上がりました。


選手団のチェックインが行われました

更新日:2023-07-07

 7月6日、IMO2023日本大会に参加する代表選手団の参加登録とチェックインが、千葉県千葉市のホテルで行われました。受付は15時に始まり、代表選手団は担当するボランティアガイドと対面したあと、ガイドの案内のもと次々と登録しました。
 選手団どうしがあいさつを交わしたり、顔見知りの選手が再会を喜びあったりする様子も見られました。


AERA 2023年7月3日号で数学オリンピックが取り上げられました

更新日:2023-07-01

AERA2023年7月3日号に掲載された国際数学オリンピックの記事が、アエラドットで公開されています。タイトルは、

 「最強・中国」に勝つのはどこか 世界数学オリンピックが20年ぶりに日本開催 「エベレスト級の難問」に挑む世界の天才中高生たち

です。筆者はライターの神田憲行さん。数学オリンピック財団の藤田岳彦理事長はじめ出場選手やOBたちが取材に応じています。


代表選手の強化合宿が行われました

更新日:2023-05-08

 2023年5月5日(金)~7日(日)の3日間、IMO2023 国際数学オリンピック日本大会(2023年7月開催予定)の日本代表選手強化合宿が、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で行われました。

 代表選手たちは、国際数学オリンピックの本番同様に、2日間でそれぞれ4時間半をかけて3問を解く試験に挑戦しました。答案は選手OBである大学生スタッフの手で採点され、選手の答案の内容を踏まえた解説講義が行われました。また、毎年の恒例となっている、選手OBから選手たちへの「参加心得」の伝授もありました。

 


日本代表団のご紹介

更新日:2023-04-18

 今年のIMO日本大会の日本代表団役員4人が、代表選手6人とともに4月8日午後、東京・駒場の東京大学で記者会見をしました。

 団長の村上聡梧さんは2016年香港大会銀メダリスト、副団長の田崎慶子さんは公益財団法人数学オリンピック財団の事務局員で、選手たちの日常生活をサポートします。オブザーバーの石田温也さんと渡辺直希さんはともに2020年ロシア大会の銀メダリストで、渡辺さんは2019年イギリス大会、2018年ルーマニア大会でも銅メダルを取りました。

 団長とオブザーバーは、問題選定や採点基準などについて他国の役員たちと話し合って決めていく重責を担います。

 4人は、同日開かれたキックオフシンポでも紹介され、団長の村上さんが挨拶しました。


キックオフシンポジウムが開かれました

更新日:2023-04-14

 4月8日(土)にIMO2023 国際数学オリンピック日本大会 キックオフシンポジウム「国際数学オリンピックが拓く未来-2023年日本大会に向けて」が、東京大学大学院数理科学研究科棟大講義室にてオンライン同時配信もするハイブリッド方式で開催されました。

 IMO2023 実行委員長でJMO理事長の藤田岳彦・中央大学教授の挨拶で始まり、基調講演「数学オリンピックが与えてくれたもの- 問題とその先にあったもの」では、尾高悠志・京都大学准教授が2001年度アメリカ大会からイギリス大会、日本大会と3年連続でIMOに出場して金、銀、銀と3つのメダルを受けた経験を語りました。その後の数学研究生活を振り返りつつ、数学オリンピックの意義について「将来への様々なきっかけがちりばめられている場。人との出会いを楽しんでほしい」と熱く語りました。


日本の代表選手6人が決まりました

更新日:2023-04-04

 第64回国際数学オリンピック日本大会の代表選手6人が数学オリンピック財団から発表されました。選手に選ばれたのは以下の皆さんです。

古屋 楽  筑波大学附属駒場高等学校 3年 神奈川県
林 康生  海城高等学校 3年 埼玉県
狩野慧志  長野県松本深志高等学校 1年 長野県
北村隆之介 東京都立武蔵高等学校 3年 東京都
小出慶介  灘高等学校 3年 兵庫県
若杉直音  帝塚山学院泉ヶ丘高等学校 1年 大阪府
(学年は2023年4月現在、アルファベット順)


石井志保子理事の寄稿『国際数学オリンピック日本開催に「数学とは何か」を思う』が「論座」に掲載されました

更新日:2023-04-03

朝日新聞が運営する言論サイト『論座』で、石井志保子・数学オリンピック財団理事による寄稿が2023年4月1日から公開されています。数学が持つ特性(費用のかかる設備が必要ないことと、普遍性)を語り、それでもなお数学の世界にある「偏り」に気づくよう促しています。


IMO2023キックオフシンポジウムの視聴URLのお知らせ

更新日:2023-03-10

IMO2023キックオフシンポジウム「国際数学オリンピックが拓く未来-2023年日本大会に向けて」の視聴URLが決まりましたので、お知らせします。 https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/88981189486?pwd=endWVTBncG1Lb3ZUQWt5eHBOeDdQdz09 4月8日(土)15時開始で、14時45分から入室できます。 視聴可能な人数(1000人)を超えたら入室できません。 また、アクセスが集中するとURLを見られなくなる場合があります。その場合は少し時間を置いてからお試しください。 シンポジウムのプログラムはコチラ

IMO2023キックオフシンポジウムを2023年4月8日(土)15:00~16:30 にオンライン開催します。

更新日:2023-03-02

IMO2023が7月に開催されるのに先立ち、キックオフシンポジウム「国際数学オリンピックが開く未来-2023年日本大会に向けて」を2023年4月8日(土)15:00—16:30にオンライン開催します。 2001年から3年連続参加し、金1つ、2つのメダルをとった尾高悠志・京都大学准教授による講演「数学オリンピックが与えてくれたもの- 問題とその先にあったもの -」や、ほかのメダリストを交えたパネルディスカッション、7月の日本大会に出場する高校生たちの紹介などがあります。 参加無料。事前申込は不要です。視聴URLは3月9日(木)以降にお知らせします。 シンポジウムのプログラムのpdfは以下になります。